11/09~11/10「おとまりミッケ!」アエルキャンプ場

1日目

2018年11月9日~10日、10名のけやき組(5歳児)の子どもたちが「おとまりミッケ!」に行ってきました。

朝から雨が降り、心配そうに空を見上げる子どももいましたが、出発する昼過ぎには雨は上がりました。電車や路線バスでの移動は慣れたもので、景色や他の乗客の方との会話を楽しみながら、あっという間にキャンプ場に到着しました。

キャンプ場に着くと早速活動が始まり、テント設営、枝豆の収穫(地域の方のご厚意で体験させていただきました。焼き枝豆にしていただきました。)、焚き木集め、カレー作りを行いました。途中何度か小雨がぱらつくことはありましたが、大きく崩れて活動に支障がでるようなことはありませんでした。

「こっちだれかてつだってー!」

「〇〇くんのところ、ひとすくないで」

こんなやり取りをしながら活動を進める子どもたち。日頃の生活や遊びで培ったチームワークが存分に発揮されていました。

カレーをお腹いっぱい食べて、夜の森を探検しテントのある広場に戻ると「早くテントに入って寝ようよー!」という声が。

テントで友だちと寝ることを心待ちにしていたようです。

今回のキャンプで初めてお家の人と離れて一晩過ごす経験をする子どももいましたが、大好きな友だちが側にいる嬉しさに溢れ、テントの中からは子どもたちの楽しそうな笑い声が聞こえていました。

2日目

前日の曇天とは打って変わって、朝から空は晴れ渡り、紅葉した葉っぱに日差しが当たってとてもきれいな風景が広がりました。

たき火で暖まりながらの朝ご飯では、マシュマロ、ホットドッグ、そして「千僧森のほいくえん」の子どもたちにもらったサツマイモを焼いて食べました。

食後、子どもたちがテントを片付けていると、中からアマガエルが。

子どもたちの体温が残る暖かいテントは居心地がよかったようです。

風が吹き、子どもたちの周りにたくさんの葉っぱが舞い落ちました。アエルキャンプ場からのプレゼントです。

舞い落ちる葉っぱの下で、ダンスをするように体を躍らせていました。

キャンプを存分に楽しんだ達成感と、もうすぐお家の人に会える嬉しさを感じながら、いざ伊丹へ。
疲れがでる時間でしたが、キャンプでの思い出を友だちと話したり、窓からの景色に喜んだりと最後までパワフルな子どもたちでした。楽しくおしゃべりしているうちにあっという間に猪名寺駅に。
「おかえりなさい!」とお家の人たちの温かい出迎えを受けて、今年度のおとまりミッケ!も無事に終了しました。

今回のキャンプではボランティアさん、キャンプ場周辺の地域の方々、千僧森のほいくえんの子どもたちにいろいろな形で支えていただきました。活動の中で実際に交流する機会もあり、子どもたちもそういったことを実感しながら過ごすことができました。こうした活動が今後、子どもたちの豊かな人間関係につながっていくことを願っています。